

ギターの音と構造の関係 #019 「現代におけるブリッジとペグのバリエーション、フロイドローズトレモロユニットについて」
前回はスタンダードなストラトに搭載されているブリッジとペグの違いにおけるサウンド面への影響を解説しました。 今回は、さらにモダンなスタイル、ストラトから派生していった現代の様々なギターに搭載されているものについて考えていこうと思います。 ・フロイドローズトレモロユニット...


ギターの音と構造の関係 #018 「ストラトにおけるブリッジサドルとペグの違い」
・ 前置き ストラトのパーツ、ブリッジサドルとペグの違いについてです。 ペグもサドルも、大きく分けて2つあります。 軽いビンテージタイプのものか、重いモダンなタイプのもの。 ・ペグについて ビンテージタイプとも言われる、軽いもの。 6連のクルーソンタイプです。...


ギターの音と構造の関係 #016ネックの反りと夏
前回はネックの素材の違いと、 なるべく反らないネックを選ぶには…なんて話をしました。 さて、今回は反ってしまう理由と予防、反ってしまった時の対処法等を色々考えていきましょう。 ご存知のかたも多いと思いますが、ネックには順反りと逆反りというものが有ります。 まずは順反り。...
ギターの音と構造の関係 #015 ネックの話
前回までシンクロトレモロについて、長々と話をしてきました。 今回は、ハードウェアの前にネックの話に入ろうと思います。 素材云々で言えば、ストラトはハードメイプルを使ったネック、というのが特徴です。 メイプルというのは、カエデの木。広葉樹です。...


ギターの音と構造の関係 #014 シンクロトレモロの調整3
前回は裏のバネの締め具合の話をしましたが、 ここでちょっと裏をもう一度見てみましょう。 そう、スプリングって掛け方が何通りもあるし、本数もひとによって結構違うんですよね。 僕も前は二本だけにしてた時期もありました。 今は三本です。 4本でもいいかな。 五本にはしないかな。...
ギターの音と構造の関係 #013 シンクロトレモロの調整その2
前回は、シンクロトレモロの悪い状態の例を上げて説明しました。 理解してもらえたでしょうか。 今回は、まずまともな状態にしましょう。 大前提として、まともな状態のシンクロトレモロというのは ・ネジが一定のラインまで締まっている ・裏のバネが適切な強さで張られている...


ギターの音と構造の関係 #012 シンクロトレモロの調整その1
ということで前回はシンクロトレモロについてさらっと解説しましたが、 今回はどういう状態にシンクロトレモロを調整すればいい音になるか、 どこをどう調整すればいいか、という話。 一番の問題は、弦高ということで。 今回はシンクロトレモロブリッジ全体を調整することで弦高を低くする方...


ギターの音と構造の関係 #011 シンクロトレモロと弦高
なぜ、一番初めにブリッジを取り上げるのか、疑問に思う方も多いと思います。 実は、ギターのサウンドを徹底的に解剖して、個体差のない。素材の違いなども取り除いて残るのは、そのギターの設計。 ネックの仕込み角や、ボディの加工など。...
ギターの音と構造の関係 #010 Stratocasterの歴史
1954年にfenderから発売され、以後数度のモデルチェンジを経ながら、 現在世界で一番使われているギター。 (発売順を考えてテレキャスターを先にやってもいいのですが、この点で第一回をストラトにします) そんなストラトキャスターの歴史を1から説明する...なんていうことは...


ギターの音と構造の関係 #009 序文、最終章
さてさて。 では本番に入りますよ。 モデルごとの構造やパーツを分析し、音の成り立ちを解明し、研究て行こうと言う企画になります。 木材。 ソリッドかホロウか。 ネック角度などの設計。 ブリッジの種類。 ペグの種類。 金属パーツの素材。 セッティング。 塗装。 など。...