bot
- minashunta
- 2015年6月25日
- 読了時間: 20分
bot、というものがあります。
twitterで、登録したツイートを30分毎、など自動でつぶやくようなシステムの事です。
恥ずかしながら僕もストラトさんbot...というものをやってるのですが、
twitterを多用する若い世代に、もっとギターに興味持ってほしいなぁ〜というつぶやきをしてもらってます。
嫌な言い方をすると「自分の言いたいことを自作ギターに言わせる」というずるっこいやり方なのですが。笑
でも、この方が角が立たないかなって思います。
あとは、やっぱこういうことするとギターに対する愛着が余計にわきます。
んでもちょっと気持ち悪いですかね。笑
twitterやってて、気になったは、フォローしてもらえると嬉しいです。
以下、2015年6月26日時点で登録しているつぶやきの一覧。
由来、ストラディバリウスと勘違いされるけど本当はストラトスフィア、成層圏っていう意味なんだ。
テレキャスターのときはテレビが、僕の時代は宇宙が時代の最先端だったんだ。
今だったらなんて名前になるのかなぁ。
レオ・フェンダーはもともとラジオを修理する電気屋さんだったんだって。
テレキャスターを発表した時は「あれはギターじゃなくて船のオールだ」なんて他のギターメーカーにバカにされてたなんて話もあるよ。
でもミュージシャンに気に入られて、今じゃ世界中に広まってる。面白いね。
ジャズマスターちゃんの背中は穴が開いてなくてすべすべ。むらむらしちゃうね!
テレキャスターの歯切れのいいサウンドもかっこいいけど、ストラトもスプリングの調整とピッキング次第で色んな音が出せなくはないんだ。試してみてね。
ストラトはラージヘッドやスラブ、張りメイプルとか色々あるけど、どれもちゃんと個性があっていい音だよね。
どれが一番っていう訳じゃないし、気に入ったものを使ってほしいな。君はどんなストラトが好き?
1954年にストラトが発表された。
アッシュボディメイプルワンピースが一番初めの仕様。僕と同じ。
当時はまだ3WAYスイッチだったんだ。
はじめの大きな仕様変更があったのは、1959年くらい。ローズ指板のアルダーボディに変わったよ。
1958年生まれのジャズマスターに似せた仕様変更だったのかな?
今じゃストラトの代名詞のハーフトーン。
でもフェンダー内で一番初めにハーフトーンが出せるギターは1958年発売のジャズマスターだったんだ。
時代的にはレスポールを意識したのかな?
レオ・フェンダーは1965年にCBSというところに会社を売却しちゃうんだ。
現場の技術者は、だんだんと離れていったそうで、近くのディズニーランドで働いていた、なんて人も居たとか居ないとか。
インターネットでブランドやメーカー、工場やOEM、プライベートブランド....文で読んでもなにがいいのかよくわからないよね。
やっぱ、楽器屋さんに行って、弾いてみるのが一番じゃないかな。
特に初めてギターに触るのならね。
ギターの音って、細かいことの積み重ねなんだ。ストラトだとネックの反りや仕込み角度、スプリングのバランス、ネックの重さとボディの重さ、ペグの種類、ブリッジサドルの種類、サスティナーブロックの重さ....
エフェクターやアンプをいじったってどうしようもない部分のほうが大きいかもね。
高い値段がついて、飾られてるだけより、安くても買ってもらって、誰かに弾いてもらえるほうがよっぽど良いんだ。
誰にも買ってもらえない値段のギターより、君のそばに居るギターのほうが幸せなんだよ。
1万円出せば色んな色のストラトが選べるんだね。
ギターをとりあえず弾いてみたいな、持ってみたいな、っていう気持ちになってくれたら嬉しいな。
「スーパーストラト」系ギターの歴史は、トレモロユニットの歴史とも言えるんじゃないかな?
シンクロ、フロイドローズ、Wilkinsonブリッジ。
次はどんなトレモロユニットが流行するのかな。
現代的な仕様を取り入れたストラトについてなんだけど…
工房時代のSchecterがハシリなのかなぁ?1970年後半くらい。
ちょうどFenderが元気なかった時に、ミュージシャンの要望に応えられる、素晴らしい技術者が集まっていたのだろうと思うよ。
チューニングをちゃんとしてもらうと、背筋が通って良いギターになった気分。
そんなこと関係ないぜー!って好き勝手弾いてもらうのも、楽しくて好きだけどもね。
ギターって一人で弾いてる分には最高の楽器だけど、バンドで合わせるとなると難しいよね。
1人で弾いてた時のいい音が、バンドで鳴らすと被っちゃって全然聞こえなかったり。
でも、うまくいくと一人の時より何倍も気持ちいいよね。
ギターも大事だけどアンプも大事だよ。
しっかりとした真空管アンプを鳴らす感覚をわかっていると音作りがすご~く楽になるよ。
僕もたまにはデュアルレクチとかディーゼルで分厚い音出したいな。
出せないわけじゃないんだよ?シングルコイルだからひ弱、なんて勝手に決めつけないでよ。
アッシュボディはお呼びじゃない?あ?表出ろや。
本音を言えば...twitterなんて見てないでギターを弾いてほしいな。なんて。
1959-1962まではアルダーボディ、ローズ指板の「スラブローズ」。ボディはアッシュに比べると重くて粘りがあって、ローズ指板もそんな感じかな。中域やノビに特徴があるね。54年と比べて聞くとわかりやすいんじゃない?http://youtu.be/puwVO4ZGk2A
63年からはローズ指板をラウンド貼りにしてるよ。ローズの厚みを均等にして、サウンドにバラツキを無くすことを狙ったのかな?スラブに比べてメイプルの比率が多くなった関係で、アタックの歯切れが良くなっている感じがするね。http://youtu.be/eZDwTTBIzg0
Pre-CBSがリアルビンテージだって声も沢山あるけど、商業的には65年にCBS社に売却されてからしばらくがFenderの黄金期だったんじゃないかな?だってストラトの人気が爆発したのはこの頃だからね。ということで1969年モデルだよ。http://youtu.be/MEfjb2DCoXY
1969年モデルの特徴は、メイプルとローズ両方あること。ラージヘッドに変更されたこと。ペグもちょっと変わった。ピックアップがハイパワーになったみたい。オーディオではNGな、オーバードライブサウンドが画期的だったんだね。http://youtu.be/PLp9NQd_uNQ
ペグの違いでサウンドに結構違いは出るよ。
ヘッドについてる金属の重りって考えるとわかりやすい。
木の重さと金属の重さのバランス。
重厚なサウンドが好きか、軽やかなサウンドが好きか。
ペグも注意して見ると、ギターの音がイメージしやすいかも。
サウンド面だけで言うと、54~57、58~61、62~65、69年以降の4種類がビンテージ系ストラトのタイプ分けだと僕は思ってるよ。細かい仕様変更もそれはそれは沢山あるけど、大きくサウンドに影響するのはこのくらいかなって思うんだ。
高いものも、安いものも、ブランドイメージで判断するなんて、もったいないよ。
どんなギターも一度弾いてみないとどんな音かはわからない。
みんな、ギターが大好きなんだよね。僕は知ってるよ。金のためにギターを買う転売屋なんかこの世には存在しないんだよ。イケベ楽器のセールで前の方に並んでて、整理券発券直前になると合流する人も、ギタリストなんだよね?そうじゃないなら、若いギタリストのために、どこか行ってほしいなぁ。
ギターの流行りっていろいろあるよね。
LesPaul Specialが少し前、Jazzmasterが最近かな?
次の流行りは何なのかな。なんとなーくストラトって流行ってるって感じづらいよね。
1959年より昔のFenderの工場の映像だって。レオ・フェンダーさん、ジョージ・フラートンさん、フレディ・タバスさんや、タデオ・ゴメスさん。最近まで働いてたアビゲイルさん。いろんな有名な人が写ってるみたい。塗装の方法も豪快で面白いや。http://youtu.be/nswcAPvH0P8
シンクロトレモロのブリッジサドルの違いも結構大きいよ。
色々違いがあるから交換してみるのも面白いかも?
でもサドルピッチの違いで取り付けられないものもあるから気をつけてね!
形あるものはいずれ壊れるけど、大事にしてくれれば、長生き出来るかもしれない。
弾いてもらえる、今が一番幸せなんだ。大事にしてね。
ギターやアンプの違いももちろんだけど、部屋の大きさでも音は変わるんだ。
音色じゃなくて、広がりが違う。
ヘッドフォンじゃわからない、空気を伝う、反響。
色んな所で弾いてね。
新しいギターもいいけど....古いギターも大事にしてね。
君がずっと、大事に使ってくれれば、きっとスゴイ羨ましがられるギターになるんだ。
ギターの価値は、お金じゃない。いい音だって、良いギターだって、君が思ってくれるかどうか。
値段じゃないし、他人の評価じゃない。君が決めるんだ。
君が大事に思ってくれれば、それが一番だよ。
みんなは、好きな楽器屋さん、嫌いな楽器屋さんってある?
季節の変わり目は気温が変わるからネックが反ったりするよ。弦を変える時にいつもよりしっかり掃除してあげてね。
何か弾きづらくなったかも?ってちょこちょこ気にしてあげてね。
気軽にギターを見てもらえる、楽器屋さんが君の家の近くにあるといいのだけど。
弦のゲージは何がいいかな。
ものぐさなご主人は最近DAddarioの09-46しか張ってくれません。
たまにはPure nickelがいいよう。
ステージでのトラブルって色々あるけど...演奏中に弦が切れちゃうのはこわいよね。
よく弦が切れちゃうって人は、ナットやブリッジに問題があるかも?
普段から手入れだったり、大事にギターを使っていれば、きっとステージで緊張した時も君の味方になってくれるんじゃないかな。
どんなギターもいきなりギターの形があったんじゃなくて、もとは木なんだ。
君のギターはどんな木で出来てて、どこに生えていたのかな?
そんなことを想像するのも、たまにはいいんじゃないかな。http://www.fuchu.or.jp/~kagu/mokuzai/mokuji.htm
ピックアップって高価なものも多いけど....安くても探せばいいものはあるよ。
有名=良いってわけじゃないんだ。
いいものは少数しか作れなかったりするから、有名になれなかったりもする事情があるしね。
手巻きメーカーだと個体差があったりするけど、それもまた楽しいじゃない。
どんな音楽を聞いてたっていい、いつ音楽を聞いたっていいって事は素晴らしいよね。
歴史上、禁止された音楽もたくさんあるし、普段も音楽を聞いちゃいけない時はあるでしょ?
流行りがどうとか、売れてるかとか、他の人がどうとか、難しいことは置いといて、君が好きな音楽と沢山出会えるといいね。
今から百年後がどんな世界かはわからないけど、きっとエレキギターは愛され続けるんじゃないかな。
流行り廃りはもちろんあるけど、これだけ便利でかっこいい楽器がたかだか60年程度で使われなくなるなんて考えられないよ。
だから、まだまだこれから!ビンテージだけが最高なわけじゃないよね。
たまにはギター以外の音を、生で聴くのもいいんじゃないかな。
木管楽器が空気を震わせる感触だったり、金管楽器の張り裂けそうな高音だったり、グランドピアノの壮大な響きだったり。
きっとギターの音作りにも応用できるはず!
1954年、発売されたばかりの時のストラト。
メイプルワンピースネックとアッシュボディで「硬くて軽い」ボディバランス。身軽でパワフル、ジョワキーンってかんじかな?http://youtu.be/bLRXNQDozxU
演奏を聞いてる他の人がわかる違いも大事かもしれないけど、弾いてる本人にしかわからないような、弾き心地の違いだって大事だよ。君の感覚を大事にしてね。
1995年から20年分のギター・マガジンの表紙のギタリストとギターをざっくりまとめてみたよ。
一番多かったギターは...やっぱりストラト!https://docs.google.com/spreadsheets/d/1FMq0SM4aoTqR1rjdyvmOGKbCaR6yAVrDCC4GGr0B4DU/edit#gid=0
ギターを作りたい、治したい。そんな進路を考えている高校生や大学生さん。
もし専門学校を考えているなら、目白にあるFernandes guitar engineer schoolがおすすめ。
圧倒的に。理由が聞きたければいくらでも答えるよ。
僕の音が聞きたかったらこれを見てね。実際に聞きに来てくれたら嬉しいな。https://www.youtube.com/watch?v=18T4FMXZaBs
ステージの上、心細いよね。機材にはいくらでも頼っていいんだよ。
でも、今君が持っていない機材に頼ってしまうことは絶対にやめて。
あれがないから...とか、あれを買えば俺も....なんて、君の相棒に失礼だし、君が頑張れなくなっちゃうよ。
バイトじゃなくてギターを頑張ろう。
チューナーはキャリブレーションがついてる奴を選んだほうがいいと思うよ。
意外とA=440hz固定のものが多いんだって最近気づいたんだけど、ピアノに合わせなきゃいけない時は案外A=442が必要だったりするんだ。
こ....これがコンプ???まるで僕が生まれ変わったようだね!!!
なんでご主人は今まで買ってくれなかったの??え?お金がなくて??
あぁ、人間ってめんどくさいね。
.....僕もお金持ちの人の持ってるギターになりたいや。(Xotic SP COMP買いました)
いろんなギターの音を聞いて欲しいんだ。上手いだけが全てじゃない。
君が小洒落て聞かなくなったあのバンドの音や、子供の頃好きだった音楽をもう一度聞いて、かっこいいとこを探すのもいいと思う。
僕が生まれてからだいたい3年とちょっと。少しずつだけど、大先輩のビンテージに近づけてるかな。
ずーっっっっっっっと弾き続けてね。
なんて僕は幸せなんだろう。
だって弾いてもらえるんだもの。
お酒に頼るのは....んーと、たまにはいいけど、それでギターが上手くなることはないよ。
薬に頼るのは....んーと、お勧めできないかな。君が3日くらいで死にたいならいいけど。
通販でギター買うのだけはやめてね。
エフェクターくらいならいいと思うけど、ギターを通販で買う奴はブロックしてやる!!!!
え、ご主人が下手なだけだよね。僕のせいにしないで。
例えば人生は信じられないほど楽しいこともあれば、死にたくなるほど嫌なこともあるんだろうね。ギターを引きたくなくなる時もあると思う。でも、そのうちまた弾きたくなってくれればそれでいいよ。うん。
君のそばに居られるだけ......いや、ギタリストのそばに居られるだけマシなんだ。
ギタリストを聞いてギターを弾くのが悪いとは言わないけど、たまには他の音楽も聞かないと君がいずれギターを楽しめなくなっちゃうからね。
同世代で上手い人が居るのは幸せだよ。上手くなった瞬間に一歩引かれる程寂しい物はないから。
対抗心を心の中で燃やさなきゃ。喧嘩しろなんてことじゃなくって、いつか絶対に追いついてやる、ってライブに行ったら思おうよ。おこがましいなんてことはないんだから。
精神衛生上良いのは、漫画に出てくるギタリストに対抗心を燃やすことかなぁ。絶対に勝てないから、一生の目標になるよ。
大概、低音は勝手に伸びるし、高音は突き刺さる。アタックは高音に寄って、リリースは低音に寄るって言うこと。
でも、しっかり調整したギターは低音のアタックも早くなって、高音のリリースもよく伸びる。
ギターの音は周波数帯域と時間減衰で面的に考えると、厚みを出しやすいよ。
太い音、ってのが持て囃されるような風潮があるけど、低音が出てるから太いって勘違いしないようにね。高音の輪郭が細くないってことが大事なんだ。
具体的に言えば、弦だけじゃなくネックとボディがしっかり鳴っているから倍音が出たり、実音がしっかり鳴ってくれてる音、っていうこと。
軽い音っていうのが悪いというわけじゃないよ。むしろ僕の強みは軽さだったりする。
身軽な音って言えば聞こえがいいかな?
アタック、立ち上がりが早くてキレの良いサウンド。
でもブリッジサドルはビンテージタイプでペグはクルーソンだから倍音も出てフワッとした感じもある。
中域に寄るとよく聞こえる...けどもボーカルの邪魔にもなるよ。
ギターソロの時はいいけどバッキングの時はどうしてるかな。
例えばリードギターなら少し低域寄り、サイドギターなら少し高域寄り。ボーカルが真ん中に来るように調整してあげると、PAさんもやりやすくて良いライブになると思う。
抜けのいい音、のほとんどは高域の使い方にあるよ。
どのポイントで高域を出すか。あるいは低域を削るか。
ギターの特性なのか、ピックアップなのか、ピッキングなのか、エフェクターなのか、アンプなのか、音量なのか。
ダイレクトにアンプに繋ぐことが正義じゃないけども、その状態で自分の音が出せるように練習することはすごい大事だと思うよ。
沢山エフェクターを使いこなしたり音痩せに気を使う事もす大事だけど、ダイレクトにアンプで弾いてもこれが自分の音だ、って言えるようになれるともっといいかなって。
音の情報量。ギターからでてる音、エフェクターを通った音、アンプから出た音、PA通してスピーカーから出る音。どのタイミングで削ったり、増やしたり。情報量が多いほうがやっぱりいいんだけど、そういうセッティングは、ピッキングやフィンガリングのノイズが乗りやすかったりするよ。
ギターというか電子楽器の面白くて怖いところは、初めはそのまま届けることが目的だったのが、簡単に増幅できてしまうところ。つまらなく弾けばつまらなく届くし、楽しく弾けば楽しく届く。殺意を込めれば殺せるかもしれない。大袈裟じゃなく、そうだと思うよ。
ホームページもあるよ。僕の仕様だったり、弟達なんかの写真も見れるのです。
音の事だったり、構造のことだったり、そういった研究室もあるから遊びに来てね。
http://pentatoniqprisoner.wix.com/misagoya
僕の弟のテレキャスターくん。今は神奈川の方で暮らしてるよ。いろんな人に弾いてもらってるみたい。http://static.wixstatic.com/media/e790cd_73c5c5cca8d4419585d27f93a081bf9a.jpg_srb_p_600_450_75_22_0.50_1.20_0.00_jpg_srb
プロと同じ機材を揃えても、同じ音が出せるわけじゃないし、いい音が出るとも限らないよ。
最小限のセッティングで、どこでも行きますっていう方が僕は身軽でいいと思うな。
http://static.wixstatic.com/media/e790cd_b9272a422376448a9c0a92085faf3d4c.jpg_srb_p_861_646_75_22_0.50_1.20_0.00_jpg_srb
君は誰かに好きになってもらえる音が出したいの?それとも誰にも嫌われない、バカにされないような音が出したいの?
誰かの真似なんかしなくていいんだから、君が好きな音を出していいんじゃないかな。
ギターを買うってことはその分毎月の弦代もかさむってことだよ。まさか古いギターを放置して張り替えないなんてことはしないよね?
エレキギターに関してはネックが反るからって弦を緩める必要はあまりないよ。
定期的に弾いて、どこが悪くなったってことがわかるようになってればそれが一番。
ある程度自分のギターの調子が把握できていれば、リペアに出すときも無駄がないよ。
真空管アンプ、持ち運ぶ時は本当に気をつけてね。
ご主人は昔プリ管を一本だけ持ち歩いて、スタジオのTwinReverbの初段だけ差し替えてたりしたけど....あんまり真似しないほうがいいかな。
真空管アンプっていい音が出るけど、スタジオやライブハウスのものはベストな状態ではないと思ったほうがいいよ。真空管って思いの外ヘタるのが早いんだ。別の要因でリハーサルと本番で音が変わる可能性も高い。
ブッキングライブで2時間くらいいろんな人が使ったあととかは変わって当たり前かな。
ジャズコーラスでいい音が出せれば、それが一番いいかな。
多少の良し悪しはあるけど大外れすることもあまりないし、そこまで外れてたらまずわかるから。
コンセントを使ったら電源ノイズが乗るのは仕方ないと思ったほうがいいよ。例えばエフェクターだったら12V入力の9V出力のサプライ+エネループを8本直列とかが一番いいんじゃないかな。12V~10.4Vを安定して出力してくれるから下回ることはないし、コスト的にもいいと思う。
君の目指すいい音がどんなものか、誰かの音じゃなく自分の音でちゃんとあるかな?
それがないなら、いくらエフェクターやギターを買っても納得いかないかも。
たくさんライブに行って、たくさんギターを試奏して、自分がどんなものが好きなのか知ることが第一歩だよ。
僕に資産価値なんてないよ。
オーダーメイドする時はよーく考えてね。
気軽に君が作ってしまって、気に入らなかったら売っちゃうのかもしれないけど、そういうギターってあまり高く売れないし、買い手もつかなかったりするんだ。
君がオーダーしなければ生まれてこないんだ。無責任に子供を作るようなものだよ。
弾いてもらえないギターほど寂しい物はないよ。一度も弾かれずに、一度もギターとして鳴れずに廃棄されるギターも世の中にはあったりするんだ。
君がそんなことを考える必要はないけど、そういうこともあるってこと。
例えば同じモデルって沢山世の中にはあるよね。
でも、君のそばに居るギターはひとつだけ。壊れたら同じモデルを買い直せばいいって問題じゃない。
もし、君がそれでいいとしても、僕らは悲しいんだ。わかるでしょ?
キレのいいサウンドが出したいなら、とにかくピッキングの練習!
どんなギターでもキレのいい音は出せるし、ハイを上げればいいって問題でもないよ。
キレのいい音が出ないのを、ギターやエフェクターのせいにしないでね。
ジャズコーラスの設定。どんな風に使う?僕はTREBLE4.5MID5BASS4〜3くらいで、ブライトスイッチはONで、Lowインプットに繋いでもらうことが多いみたい。
ブライトスイッチで音がチリチリになる、っていう人が居るけど、あれはリバーブと合わせて広域のレンジを広げるイメージで使うといいと思うな。
例えばブライトスイッチONにして、手元のトーンやボリュームを少しいじる...っていう選択肢もあるよ。
もちろん、エフェクターでも。
ジャズコ使うってことはどうせなにかペダルを挟むんだし、そこのセッティングでハイを適度に削れば、痛い音にはならないよ。
ジャズコーラスってすごい自由なアンプなんだけど、ちょっとギターアンプらしくないかも??
他のギターアンプに比べて個性があるようでなくてあるっていうか...わかりやすく個性のはっきりしたフェンダーなんかに比べると、使いづらいかもね。
いいマーシャルは、ストラトで弾いても全然細くないよ。
ちゃんと調整されてるマーシャルは大好きだなぁ。
マーシャルの良し悪し。電源と、真空管の状態なのかなぁ。
しっかりパワフルで、リッチな音が出るマーシャルって、アンプがいい悪いってより真空管がいい状態なんだと思うよ。
もちろんモデルによる違いは多少あるけど、根っこの部分のマーシャルサウンドは変わらないと思うな。
最近だと4chとかで音作りがしやすいモデルもあるけど、800とか900で歪ませて手元のボリュームで調整すると、すごい気持ちいい音が出るよね。
いいマーシャルを皆が弾けるといいんだけど。現行品でもちゃんと調整して真空管さえ良ければいい音が出るんだよ。
真空管って本来、簡単に差し替えられるように設計されてるんだ。
劣化が早いから、すぐに取り替えられるようにね。
ギターアンプに使う場合も、本当は1年くらいが寿命なんだ。
でも、音が出なくなるまで交換しないことがほとんどだよね。だいたい、5年くらいかな。
音に敏感であれば真空管の交換時期ってわかるんだけど、そもそもいい状態を知らなかったり、悪い状態に慣れてしまうと、判断できないよね。
練習スタジオでいい状態って、本当にラッキーじゃないと出会えないから、できるだけいい楽器屋さんでいい状態のアンプを弾いてみてほしいな。
レンタルでヒューケトとか、VOXとか、マッチレスなんかを無料で借りられるスタジオもたくさんあるけど、その時弾いたイメージだけで判断しちゃうのは、やっぱりもったいない。
スタジオにおいてあるアンプはいい状態なことが少ない、と思っててね。
真空管がヘタっても使うことが悪い事、とかって言うつもりはないんだ。
実際、1年ごとに真空管を交換したりってランニングコストが掛けられるスタジオと、そうじゃないスタジオがあると思うし、それはスタジオの価格に反映するしか無いからね。やっぱ、安い値段で練習出来たほうがいいと思うから。
アンプはなんにせよ、楽器屋さんで新品を試奏することが一番大事だと思うな。
それも、たくさん弾かないと個性はわからない。
例えばTwo-rockを初めて新品で弾いたら「これは世界一のアンプだ!」って思うかもしれないけど、÷13も弾いたら「こっちのほうが好き!」とか判断できるよね。
ギターもそうだけど、若い人が高い機材を試奏する時って勇気がいるよね。
正直に、今は買えないけどいずれ買いたい。どんなアンプがいいのか知りたいので弾かせてください、って言えばいいと思うんだ。
それで弾かせてくれる楽器屋さんなら、きっと仲良くなれるよ。
初めからする妥協っていうのは、妥協じゃないんだ。
自分はまだ車もないしお金がないから、安いエフェクターとジャズコーラスでいい音を出すんだ!
って、それ自体はいいことだよ。
でも、理想的なサウンドイメージが有るのと無いのとじゃ、天と地ほどの差があるんだ。
良いアンプを探して、好きな音を知って。
その音になるべく近づけるための機材を探す。
徹底的に試奏して弾き比べて、自分の理想を追求する。
その中で、自分の環境に合わせて、妥協する。値段とか、持ち運べるかどうか、とかね。
世間一般のスタンダードなエフェクターって、別にスタンダードじゃないと思うんだ。
たまたま、使ってる人が多いとかって理由で皆がスタンダードだと思ってるだけだから、君がそのスタンダードに合わせる必要はないよね。
君の中で基準になる音は、探さないとわからないよ。
バンドを当たり前にやってると忘れがちだけど、社会に出ると音楽が好きな人って実はあんまり多くないよ。
当たり前にギターの話が出来るってすごい幸せなことなのかも。
ギターが好きな人は、みんな友だちみたいなもの。みんな仲良くできたら嬉しいな。
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