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お気に入りギタリスト列伝 #004 今剛

  • minashunta
  • 2015年5月18日
  • 読了時間: 3分

お気に入りギタリスト列伝 #004 今剛

今剛。こんつよし。

マスターオブスタジオミュージシャン。

まさに仙人のような風貌で、常に、Tシャツ。

まずはこれ。

井上陽水/氷の世界

つぎはこれ。

今剛/AGATHA

あとこれ。

寺尾聡/HABANA EXPRESS

んーと見ての通りです。

サポートミュージシャンとして本当に多忙な方なので、

見たことある!って方も多いんじゃないでしょうか。

福山雅治とかのバックで、紅白で中継されたりなど。

ライブ映像のダイジェストというか、

素晴らしい編集がされた今剛ギターソロ集などもyoutubeにありますんでそちらも是非参考に。

さて、ライブばかりを追っていくのもイイですが、スタジオワークがやはり素晴らしい。

たとえばこれ。

エヴァンQサントラ/AAAヴンダー発進~使徒殲滅戦BGM

古いのだとこんなのが好きです。

ふしぎの海のナディア/悪の三人組

これらの曲の作曲家の鷺巣詩郎氏は「スタジオワークとしてのギターを芸術的に極めてる」なんて話をするくらい。

いや、まさしく芸術的な仕事。

機材の話も混ぜながらどこらへんがすごいのかってことなんですが。

今剛/STUDIO LIVE & GUITAR INSTRUCTION

3:30くらいから機材、音作りの説明に入るのですが。

ラックシステムってのはこうやって使うんですね。なるほど。。

4:30からのデモ演奏。

注目はやはり両足。

右足は常にボリュームペダルの上にあり、ノイズが出ないように徹底的にミュートする。

ちなみにこのボリュームはアーニーポールに見えますが、中身はShin’s MusicのPerfectVolumeです。

10台以上所有しローテーションして使いながら、2週間位に一回くらいのペースでメンテナンスに出しながら調子のいいものだけを使うという….。

物凄いこだわりですね。

コーラスやハーモナイザー、ディレイの使い方もすごい勉強になりますね。

これ、実際ラックでやってるけどパソコンで真似できないこともないと思います。

ちなみに竿自体が特別ではないという印象です。

この前、Providenceの今剛モデルを試奏しましたが、割と普通の国産ギターでした。

最終調整をギターテックの志村さんがしているということで、そこはやはりいい感じなのですが。

以前のVaritaは弾いたことがないので、弾いてみたいです。

あれはやはり、ウィルキンソンブリッジとSparzelの黄金配合です。

どっかで読んだんですが、一度Gotohのロックペグを載せたけど「精度はいいかもしれないけど、Sparzelじゃないとほしい音が出ないね」なんて事があったとか。

(でも思うに、ギターの消耗の仕方は物凄いものがあると思います。

おそらくビンテージギターも持ってないわけじゃないと思うんですが、今さんが求める仕事で使えるレベルの耐久性や普遍性はビンテージでは無理でしょうし、まず使わないでしょうね。)

そもそも、ギターサウンドの組み上げ方が、一般的なものと違う、

突き詰めて言うと、ラック持って行ってあとはラインにダイレクトで挿せば仕事が出来るように、ということだと思います。

(とは言っても...やはりすごいのは右手であり左手。そこがこれだけしっかりしてないとシステムは意味ないだろうし。)

ライン録音のシステムの話が続きましたが、やはりギタリストってアンプ鳴らしたいですよね。

今剛名義のアルバムって2つだけなのですが、

まず20代前半で出したSTUDIO CAT。名盤です。

これ、スタジオエンジニアの方から噂で聞いただけなんですが物凄い機材でお金かけてしっかりアンプで録ったらしいですね。

聞くとわかるけど、普段の仕事よりさらに上の音が。

ヤバイです。

あぁ、素晴らしき今剛の世界。

せっかくなので最後は景気良く終わりましょう。

Panama(Van halen)/Guitar☆Man

 
 
 

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